同性愛・LGBT

同性に告白したら後悔する?同性愛者が語る告白前に考えるべきこと

エリカ
エリカ
今回は、同性に告白したら後悔するのかどうか、経験者のお話も踏まえて解説していきますね!

「片思い中の同性に告白しないと後悔するかな…」

「告白して気まずくなったら、後悔しそう…」

これを読んでくださっているあなたは、片思い中の同性に告白しようか迷っていることだと思います。

今までは、ご自身が同性愛であること、そして、相手に恋愛的な好意を抱いていることを隠してきたと思います。

でも、相手の「好き」という気持ちがどんどん大きくなって、もう我慢できるかわからないくらいのところまできていることでしょう。

また、大好きな相手に対して隠し事をし続けるのがしんどくなって、気持ちを伝えようか迷っている方も多いと思います。

もし、異性に好意を抱いたら、”当たって砕けろ精神”で告白できると思います。

ただ、相手が同性となると、「好き→告白する」と簡単に行動に移せないんですよね。

もし、自分が同性愛者であることをカミングアウトした上で、「付き合ってほしい」と告白したら、相手にショックや悲しみを与えたり、今までの関係が一気に崩れてしまったりして「告白しなきゃよかった」と後悔するかもしれません。

逆に、そのようなリスクを考えすぎて、今の自分の気持ちを伝えないで相手と疎遠になった場合、「気持ちを伝えていればよかった」と後悔するかもしれません。

つまり、どちらに転がっても後悔する可能性はあるのです。

そこで今回は、「同性に告白する前に考えるべきこと」「なるべく後悔しない告白の仕方」について、経験者の話も踏まえて、わかりやすく解説していきます。

同性に告白する前に考えるべきこと

同性への告白は、異性への告白とちがって、単純に好きだから告白すると決断できません。

なぜなら、そこには、さまざまなリスクがありますし、相手の気持ちもしっかりと考えなければならないからです。

逆に、これらを考えないで勢いで告白すると、相手にショックを与えてしまったり、二人の関係が疎遠になったりして「告白しなきゃよかった」と思ってしまうことが多いです。

そのため、告白しようか考えているのであれば、まずその前にしっかりと考えるべきことがあります。

それは主に次の2つです。

①お相手とどういう関係性になりたいか

②告白した後のリスクに関して

もし、本気で告白を考えているのであれば、その前に上記の3つのことをしっかりと考えるようにしましょう。

では、①②について、具体的にどんなことを考えればいいのかそれぞれ詳しく見ていきましょう。

①お相手とどういう関係性になりたいか

まず1つ目は「片思い中の同性と今後どういう関係性になりたいか」です。

それによって、相手に「カミングアウトするのか」「告白するのか」が変わってきます。

ここでのカミングアウトとは「自分が同性愛者であることを相手に伝える」ことです。

一方で告白は、「好き」という気持ちを伝えることです。

片思い中の同性に対して、カミングアウトすべきか、告白すべきか、はたまた両方すべきかは、”今後そのお相手とどのような関係性になりたいか”で変わってきます。

あなたは次のうち、片思い中の同性とどの関係になりたいですか?

1.恋人関係になりたい

2.カミングアウトした上で友達として付き合っていきたい

3.今の関係を続けていきたい

おそらく、3を考えている方は少なく、1または2のどちらかを選ぶ方が多いと思います。

同性を好きになる方々の中には、

「その人と付き合いたい」

と思う方もいますが、

「同性愛者であることを好きな人に隠しているのが辛い」

という方もいます。

もし、前者のように「その人と恋人関係になりたい」「その人を独占したい」と思うのであれば、告白して付き合ってくれるか打診するほうがよいでしょう。

一方で、もし相手に自分が同性愛者であることを隠しているのが辛いということであれば、カミングアウトだけするのも選択肢のひとつです。

(もちろん、カミングアウトした上で、好意を持っているのを伝える選択肢もあります。)

このように、相手とどのような関係性になりたいかで、カミングアウトするのか、告白までするのか変わってきます。

そのため、まずは片思い中の同性と今後どんな関係になりたいのか考えて見るようにしましょう。

②告白した後のリスクに関して

2つ目は、告白した後のリスクに関してです。

同性への告白は、異性への告白とちがってさまざまなリスクがあります。

そのなかでも特に皆さんにお伝えしたいのは、次の3つです。

◉アウティングのリスク

◉二人の関係性が壊れるリスク

◉”弱み”にされ、脅されるリスク

特に一つ目の「アウティングのリスク」はしっかりと考えておく必要があります。

アウティングとは簡単に言えば、第三者によってあなたがLGBTであることを他人にバラされることです。

もし、あなたが好意を寄せている同性に告白した場合、その人によってアウティングされる可能性はゼロではありません、

実際、海外では同性愛者が告白した相手にアウティングされて、耐えられなくなり、自殺したという事件のニュースもありました。

仮にそのお相手や第三者によってあなたが同性愛者であることをアウティングされた場合、あなたが所属しているコミュニティ(学校や会社)に居づらくなったり、居場所がなくなったりするリスクはあります。

もちろん、あなたが告白するお相手は素敵な方だと思いますので、アウティングするようなパーソナリティではないと思います。

ですが、その話がどこから漏れるかはわかりません。

そのため、告白を考えているのであれば、”アウティングのリスク”を背負うことになることは覚えておきましょう。

また、告白して失敗すれば、相手と気まずくなったり、疎遠になったりするケースも少くありません。

(特に女性に比べて男性の方がゲイであることをカミングアウトした相手と疎遠になるケースがしばしば見られます。)

加えて、もし相手のパーソナリティが悪ければ、あなたが同性愛者であることを弱みにして、脅してくる危険もあります。

もちろん、一般的にはそのようなひどい事をしてくる方はほとんどいません。

ただ、常に最悪のケースを想定しておくことも大切です。

そのため、もし告白をしたいと考えているならば、これらのリスクを背負うことになることも前もって理解しておく必要があります。

後悔しない告白の仕方とポイント

ここまで、告白する前に必ず考えるべきことについて解説してきました。

それらを踏まえた上で、もし告白したいと思ったのであれば、今度はしっかりと下準備をする必要があります。

何の前触れもなく、いきなり自分が同性愛者であることをカミングアウトしたり、告白したりしても、相手にショックや悲しみを与えてしまうだけで後悔するだけになってしまいます。

逆に、下準備をしたり、告白の仕方を工夫すれば、相手にそれほど大きなショックを与えることはありませんし、付き合えなかったとしても二人の関係が壊れるリスクを最小限に抑えることができます。

そのため、これから解説することをしっかりと実践してみるようにしましょう。

後悔しない告白の仕方やポイントに関しては次の通りです。

①アプローチを小出しにして意識させる

②相手がノンケかどうかチェック

③相談型の告白をする

告白するときの、上記の3つの工夫をすれば、後悔する可能性を最小限に抑えることができます。

もちろん、これらの工夫をして告白したところで、「付き合える」とは限りません。

付き合えるかどうかは、相手が同性を恋愛対象として認識できるかどうかなので、そもそもアプローチを工夫しても限界があります。

でも、上記の3つを意識することで、告白したときに相手にショックや悲しみを与えたり、二人の関係が疎遠になったりすることを避けられる可能性は高くなります。

そのため、気持ちを伝えたいと考えている方は、上記の3つのポイントを意識して告白することをおすすめします。

では、①~③について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

①アプローチを小出しにして意識させる

もし、片思い中の同性に告白したいのであれば、まずはアプローチを小出しにしてみて、相手に意識させることが大切です。

これは、同性間の恋愛だろうと、異性間の恋愛だろうと大きな違いはありません。

異性を好きになった場合、連絡を取り合ったり、デートを何回かして告白するケースが多いですよね。

同性間でも基本的にこれは変わりませんし、これらのアプローチをすっとばしていきなり告白しても、驚きやショックを与えてしまうだけです。

そのため、まずはアプローチを小出しにして、相手に「もしかしたら…」と意識させましょう。

具体的なアプローチの仕方やテクニックとしては次のようなものがあります。

◉相手の話を聞いて、共感してあげる

◉二人の時間を増やす(食事や遊び、お泊まり)

◉甘えたり、ボディタッチする頻度を高める

◉ハグや手をつなぐなどのスキンシップを試みる

◉とことん褒める

このようなアプローチをしていくことで、相手が同性でも徐々に距離感は縮まっていきます。

ただ、あなたがボディタッチなどをしたときに、相手が嫌がったり、拒否反応を示したら、それは脈なしとも言えます。

そのように判断したら、ひとまず「告白しない」という選択をするのも選択肢のひとつです。

そのため、アプローチを小出しして、相手の反応も見るようにしましょう。

ちなみに、同性への具体的なアプローチの仕方に関しては以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもチェックしてみてくださいね!

https://cocospi.jp/lgbt-approach/

②相手がノンケかどうかチェック

告白する前は、相手がノンケかどうかチェックするようにしましょう。

もし相手がノンケなら、告白しても付き合える可能性はほとんどありません。

それを知った上で、

「自分が同性愛者であることだけを伝えるか」

「相手に好きという気持ちを伝えるか」

「隠したまま今の関係を続けるか」

などを最後にご自身で選択する必要があります。

そのため、今後の決断をするためにも、まずは同性愛の話題を振って、相手がノンケがどうかを確かめるようにしましょう。

ちなみに、同性愛への意見や価値観について聞くときは、同性愛者の芸能人やタレントの話をふってから、徐々に深堀りしていくのがおすすめです。

例えば次のような感じで、自然な会話の流れで気楽に聞いてみるのがポイントです。

例)

あなた:知ってた?芸能人の△△ってゲイ(レズビアン)なんだって。

相手:そうなんだ!

あなた:最近、同性愛者のタレントよく見るよな~。

相手:たしかにそうだよね。

あなた:ちなみに◯◯(相手のお名前)は、同性いける?(笑)

相手:あ~、俺(私)は…

このように同性愛に関する話題を振ることで、自然と相手がノンケかどうかチェックすることができます。

そのため、告白前に必ず確認するようにしてくださいね。

③相談型の告白をする

告白するときは「相談型の告白」をすることをおすすめします。

「相談型の告白」とは、次のような感じです。

<ゲイの場合>

「僕はゲイだから◯◯に恋愛感情をもってしまった。それを隠しているのは辛いし、◯◯にも嘘をついている感じがして嫌だったから正直に話すことにしたんだ。

でも、◯◯にも同じように好きになってほしいとは思ってはいないし、付き合ってほしいわけでもない。

ただ、いっしょにいるとすごく楽しいから、いつまでも仲良しでいてほしいと思っている。

どうかな?」

<レズビアンの場合>

「この間、私がレズビアンなことを伝えたよね。それでね、私が好きなのは○○(お相手の名前)なの。

もし、○○がよければ付き合いたいと思ってる。」

このように、同性愛者であることをカミングアウトしつつ、さらに、その恋愛対象がお相手であることを伝える方法です。

このカミングアウトのポイントは「付き合いたい」と伝えていないことです。

つまり、気持ちだけ伝えて、その後の判断は相手に任せていることになります。

そのため、相手が「付き合おっか」と言えばそのまま付き合えますし、「ごめんね、同性を恋愛対象としては見れない」と言ってきたら、「じゃあ今まで通り友達のままでいてくれる?」と切り返せばOKです。

ただ、相手によってはハッキリとした答えを出さず、うやむやになってしまい、結果的に気まずい関係になってしまうことも…。

でも、ストレートに告白するよりはうまくいくケースが多いため、必要に応じて活用してみてくださいね!

さいごに

今回は、「同性に告白する前に考えるべきこと」「なるべく後悔しない告白の仕方」について、経験者の話も踏まえて解説してきました。

片思い中の同性に告白すべきか悩んでいる方は多いです。

また、告白すれば「告白しなきゃよかった」と後悔する可能性もありますし、告白しなければ後々「告白すればよかった」と後悔する可能性もあります。

ですので、今回解説したことを踏まえた上で、ご自身にとって”後悔する可能性の少ない選択”をしてくださいね!

また、実際に同性愛者(レズビアン)の方の中にはノンけの同性と付き合って、現在一緒に住んでいる方もいらっしゃいます。

この方の体験談を読んでいただければわかりますが、片思いしているときのリアルな心境やカミングアウト・告白をして付き合い、同棲に至るまでに実践した具体的なアプローチなどについても詳しく書かれています。

さらに、経験者にしかわからないアドバイスも書かれていて、今現在、片思い中の同性がいる方に役立つ内容となっているので、以下の記事もあわせて読んでみてくださいね